池上彰「習近平、完全に激怒してるっぽい」

　ジャーナリスト池上彰氏が、23日放送のテレビ東京系「高市政権に立ちはだかる見えない壁！～池上彰の激動！世界情勢SP～」（午後6時30分）に出演。高市早苗首相の台湾有事答弁をめぐり、習近平国家主席の怒りを想像した。

高市首相は7日の衆院予算委員会で、台湾有事が集団的自衛権の行使が可能となる「存立危機事態」になり得ると答弁した。これに中国が反発し、高市首相に発言の撤回を要求。日本への渡航自粛要請や日本産海産物が事実上輸入停止になるなど影響が広がっている。

池上氏は、高市首相の答弁が日中首脳会談直後のタイミングとなったことに触れ「結局、中国ってやっぱりメンツを大切にする国ですから。習近平国家主席にしてみると、高市総理とちゃんと会談したよ、会ったよ、握手もしたよ、にも関わらずその後に、言ってみれば顔に泥を塗られたふうに彼は思っていると」と習氏の胸中を推察した。

中国では、中国軍や国営メディアの公式SNSが高市首相をやゆする動画を拡散しており「こうやって日本に対する嫌がらせを始めているということは、省庁、部局を横断的に、さらに高い上から『それをやれ』と命令が出ているんだとなると、習近平主席が激怒しているんだろうというのがうかがえる」と語った。

11/24(月) 10:53配信　日刊スポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8940e40aecda8d9311260b35b4d98464f70bd78
池上彰氏（2024年1月撮影）
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8940e40aecda8d9311260b35b4d98464f70bd78/images/000

そりゃそうだ
習近平と会った直後に台湾と会ったアピールをXでした時もヤバイと思ったもん

男性も女性も、中国高官のあの強面の態度をしなきゃならない国で
面子を潰すようなことをしたらどうなるか素人でも予想つく

中国はバカなんだよ
バカを相手にしたら負けなんだ
だからバカ市の負け

さっさと自衛隊に戦争準備でもさせとけ
相手は中国・ロシア・北朝鮮のセットだぞ。
トランプに一歩引かれたら日本は勝ち目など無い。

習近平が怒っている本当の理由

それは自分の同胞が日本で殺されまくっていること

日本人としては可哀想に思うけど
人里に降りてこられたら駆除するしかない

テレビや池上解説が「高市発言は大したことではない」といった空気をつくるが、実際には内容を極端に軽く扱いすぎている。高市氏が明言したのは、台湾が攻撃された場合、日本の「存立危機事態」に該当し得るということだ。これは単なる外交上の“コメント”ではなく、日本が中国との武力衝突に巻き込まれる可能性が現実に発生するという重大な意味を持つ。

存立危機事態とは、日本の同盟国や重要なパートナーが攻撃され、日本の安全にも重大な影響が及ぶと判断された場合、自衛隊が武力行使を可能とする法的枠組みだ。つまり、このラインを超えれば日本は「戦争に参加し得る」という宣言に等しい。にもかかわらず、メディアがこれを曖昧に紹介し、“大げさに騒ぐな”と誘導するような論調は、国民の判断材料を奪うもので危うい。

また、中国側から見れば「台湾有事＝日本参戦」と公言されたも同然であり、事実上、日本を敵国として扱う理由を与える構造になる。国のメンツや外交儀礼以前に、日本が自ら「敵対ポジション」に踏み込んだ印象を与えてしまっているわけだ。敵国として扱われれば、警戒・対抗措置はさらに強まり、関係改善どころか緊張の連鎖が強まるだけである。

にもかかわらず、テレビの一部解説は“単なる政治家の勇ましい発言”として片付け、国民にとって本質的なリスク――日本が戦争当事国になる可能性――をきちんと説明しようとしない。問題の深刻さを矮小化して「高市が言っても実際にはそうならない」といった楽観を流すことは極めて無責任だ。

台湾有事は、今や日本の将来を直接左右する問題であり、本来は国民が冷静に事実を知り、判断すべきテーマである。だからこそ、嘘やごまかしで曖昧にしてはいけない。高市発言が意味するのは、日本が“当事者として戦争に入る覚悟”を宣言したに近い重大事であり、その影響を正しく理解することこそ重要である。